4-plying cashmere Mock neck sweater

古着屋さんにありそうだけれど無い。どこか懐かしい雰囲気がありながらも、今のシルエットのセーター。それをいつも通り大マジメに。ただ、いまの時代に大マジメって言うと解釈も様々なので、自分たちなりの大マジメと言うことで..

それで辿り着いた素材がこのカシミヤ。通常は原料調達、染色、紡績と会社が分かれることの多い中、内モンゴルでカシミヤの牧場を経営し、糸の制作まで一貫して自社で行っている非常にユニークなカシミヤメーカーのものを選択しました。

トライサビリティであることはもちろん、目の届くところで管理しているため、その時のカシミヤの原料を見ながら行うことができるので品質の安定性が高い。今回使用しているカシミヤの糸は26番双糸の糸をベースの色として26番単系を1色ずつとり3色で撚糸することで、26番4本取りにしています。双糸と単系を撚糸するというのは撚りのバランスを整えることに非常に高い技術を要するのですが、職人の感覚と独自開発した撚糸の機械を使うことで可能にしています。これによって他に無い色の表現ができています。(通常は単糸だけを撚糸する。もしくは双糸同士を撚糸します。)