無地の色目

こんにちは。

RADLOSTEL 中尾です。

 

RAKINES RADLOSTEL別注プルオーバーシャツ。

 

本当は一番最初に紹介するべきだったシャツだと思う。

記念すべき僕たちRADLOSTELの初別注アイテムだから。

 

なぜ今なのかという説明とすると単純に初めて店頭に立った時に着ていた服を紹介したいなと思っただけで、深いことはありません。

 

作った経緯というか理由は、RAKINESの展示会に参加した時プルオーバーシャツがなくなっていることが始まりで、別注のべの字も知らない僕はまさか (個人的に) ブランドの顔だと思っていたプルオーバーシャツを復刻という形でつくれるとは思ってなかった。

 

初めは、ブランドディレクターの大島さんにはちゃめちゃな提案をしていたことを思い出す。

何を言ってるんだ。と言わんばかりの顔から丁寧に別注に関して教えてもらい、本当に良い僕ららしいモノが出来た。

 

このプルオーバーシャツ一見シンプルなんですが、着て、見て、触って、ただの無地じゃないな、色目が面白いと思えるよう仕掛けをたくさんしてもらっている。

触って、アレなんかめっちゃ少し凹凸？と思える緯糸と縦糸の太さの違い。

着てみて、スタイルが良くなったのかと錯覚させるような絶妙な前後の裾の長さの違い。

見てみるのは、少し光のあたり具合でわかると思います。難しくいうと奥行きがある色です。光のあたり具合で見え方が変わります。

 

シンプルだと見えたシャツがこんな深い内容が詰まったものなんて言われてないとわからない。

僕たちは洋服屋さんで見た目はとても大事だ。

でもそれよりも人としての奥深さを持てるようになりたい。

 

このプルオーバーシャツには見習う部分があるのかもしれない。

 

中尾